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サーキット走行に向けてデータロガーを取り付けた。
AIMのGPSロガー「evo4」とディスプレーは「M3-Dash」。
いろいろ調べた結果、日本の代理店も存在しておりアフターも安心して使えそう。
まずは「evo4」本体を取り付け。
以前付けていたカーナビのステーを利用してちょこっと改造。
3軸Gセンサを内蔵しているので地面と平行になるように取り付け。
GPSアンテナはダッシュボードに取り付け。
GPSモジュール内臓なので、コースマッピングなども可能です。
GPSの座標計測により、実際の走行ラインを3次元マップで表示させる事もでき、各コーナー毎に拡大すれば、周回毎のラインの違いまで判別できちゃいます
車速はホイールから計測するよりも高精度になります。
GPSアンテナの配線はお馴染みのスピーカーを外して本体まで引き込みます。 ラップカウンターのセンサーは磁気式を選択。
右フロントのタイヤハウスの裏にちょうどいいスペースがあったので、そこへ取り付け。
エリーゼのボディはFRPなのでこれでも磁気は通るでしょう。
一応高感度センサーです。
ちなみに、ラップカウンターはGPSでも可能。この場合、自分の好きな地点を登録出来るので極端な話、公道でも使用可能です。
サーキットでは好きな数だけ、好きな場所に区間を設定できスプリットタイムを計測できます。
次にエンジンの回転信号ですが、以前メーターカウル交換の時にメーターのコネクターから分岐しておいたパルス信号の配線を利用します。
これをロガーの配線と繋げばOKです。
次に車速信号の取り出しですが、私のエリーゼはカーステレオのコネクターに車速信号が来ているので、ナビ取り付け時にあらかじめ分岐してあった配線とロガーの配線とを繋ぎます。
これで基本的な配線は終わりです。
「evo4」はアナログ入力が5チャンネルあるので、そのうち油温、油圧、水温、etcを繋ぐ予定。
電源は車体のACCと繋ぐのでエンジンを掛けると常に電源が入ります。
なので電源スイッチを別に儲けました。
スイッチの台座はもちろんドライカーボン製です。
8ピンコネクターは後でステアリングにスイッチを付ける予定なので、その為の物です。
スイッチ板をステーを利用して本体横に取り付けました。
これで使わない時には電源が落とせます。
次に「M3Dash」の取り付けですが、フォーミュラステアリングに憧れている私としてはステアリングへ取り付ける事にしました。
まず、ドライカーボン板で台座を作ることに・・・
ステアリングのサイズに合わせて形を決め、カッティングシートを作成します。
それをドライカーボン板に貼ります。
カッティングシートに合わせてドライカーボン板を形成し、
「M3-Dash」の固定用の穴を開けて修正を加えます。
ステアリングはクイックリリース式なので、分解してボスとステアリングの間にドライカーボン板を挟みます。
組み立てて完成!
カーボン板のはみ出ている所には後で色々とボタンを取り付ける予定。
裏から見ると 「M3-Dash」に振動があまり伝わらない様にする為、固定には押しバネを噛ましてあります。
後は「evo4」のコネクターに「M3-Dash」を繋いで完成! 取り付けが終わったら、パソコンと繋いで設定をします。
「Race Studio 2」という専用のソフトを使います。
これでロガーとディスプレーのセッティングとロガーデータの細かな解析が出来ます。
動作確認。
タコメーターは、バーグラフ方式のほかに、デジタル数値も表示可能で、合計10個のシフトインジケータランプも装備されています。また、アナログチャンネルは2chづつ切り替えて4ch分を表示可能。
各センサーに対する4個の警告ランプがあります。
まだ、センサー類は取り付けてません。そのうち取り付けます。
シフトポジション表示も出来るみたいですが、只今ファームウェアのアップデート待ちとなってます。

問題は使いこなせるかどうかです・・・
サーキット用にリアの牽引フックを取り付けました。
いろんな種類が出てますが、軽量化を考えてチャレンジタイプのフックをチョイス。
本来の製品は右側に取り付ける物なのですが、マフラーと干渉してしまうので特別に左側用のブラケットを作って貰いました。
遮熱板を少しカットする必要があります。
取り付けはマフラーを吊り下げるネジを利用して、シャーシに直接取り付けるので強度はバッチリです。
エリーゼのフロントのキャンバーは調整用シムを増減する事で可能ですが、
純正のままだと調整の幅が狭くてレースには不向きです。
そこでナックルアームを4mm削り調整の幅を広げました。(○印の部分を研磨します)
これにより約2度〜3度 キャンバーが変更できます。(純正の調整幅だと0.5度まで)
TE37を着けた時、フェンダーからはみ出ていて、
サーキットを走ったらやっぱりフェンダーに当ってしまいました。
これだと下手すればカウルを割ってしまいかねません。
なので、シムを全部外しホイールがフェンダー内に収まる様に調整。
キャンバーもネガティブになり、コーナーリングが良くなりました。
直進だけの高速道路は疲れますが・・・・
排気効率のUPの為にはエキマニの交換も効果大です。
そこでチョイスしたのが「アーキュレー」の4-2-1エキマニ。
4-2-1の方が4-1よりも中低速トルクが上がります。
STDエンジンなので6000までしか回らないのでトルク重視です。今回は自分では出来ないのでショップに依頼しました。
外した純正エキマニ。重くて曲げ部分はつぶれております。
中もバリがあり効率は悪そうですね。
車種ごとの排気量、エンジン特性に合わせてパイプ径、形状を決めた専用設計となっており芸術的な形ですねー もちろん熱対策として、サーモバンテージも巻きました。 取り付け完了!写真では巻いてませんが、この後2-1部分にも
サーモバンテージを巻いてあります。
これでレスポンスUPが期待できます!
サーキットを走るには是非付けたいオイルクーラー。
MOCALの水冷式をチョイスしました。
理由はミッドシップなので空冷式だとコアの取り付け場所が難しい。
水冷式だとオイルラインの取り回しが短くて済みオイル量も少なくて済む。(軽量化)
クーラントで油温を十分下げられるから。
取り付け位置はエンジン前方のスペースになるべくエキマニを避けて取り付けます。
オイルラインの熱対策も考えてレイアウト。
遮熱板を取り外す羽目になりましたが、たぶんベストの位置でしょう。
今回ついでに、ロガー用のセンサーも取り付けて貰いました。
水温、油温、油圧です。
油温、油圧センサーはオイルフィルターの台座にネジ穴加工をして取り付けます。 オイルクーラーのラインはオイルフィルターの部分にサンドイッチブロックを利用して取り付けます。
写真のサンドイッチブロックの上、下から出ているコードが、油温、油圧のセンサーのコードです。
サンドイッチブロックにオイルクーラーのラインを取り付けた所。 水温センサーはアルミラジエターのコア部分に、これ又ネジ穴加工をして取り付けます。それぞれのセンサーのコードは室内に引っ張り込み、ロガーと繋げて終了です。 ついでに、サーモスタッドを82℃のタイプに交換しました。
これで水温、油温、共に対策終了。